2016年1月30日土曜日

語学学校内の授業中に体験したこれいいな! 物語創作ゲーム!

今日からちゃーーーんと更新再開します!

半年前までブログを見ていただいてた方はお分かりだと思いますが、
昨年8月から12月までの間アメリカのインディアナ州に語学+ボランティア(教員)で留学に行ってました!

大学では英語の免許取得を最初から目指していたこともあり、
日本語教師になりたいと思っている今でもそうですが
「どんなアクティビティを組み込んでいくか」って授業を作る際に迷うこと多いですよね!日本語教師養成口座に通っていた(まだ修了していませんが)際にも理論、演習ともにたくさんのメソッドを教えてもらいましたが、

その中であまり聞かなかった、面白かった!
ってメソッドを紹介できればと思っています。

あ。その前におすすめのTED Talkの紹介です!
興味ない方は少し下へスクロールしてください!



今朝配信されたばかりなので字幕が英語のみになってしまいますが、
よければどうぞ!
バリで活動する10代前半の姉妹によるプレゼンテーションです!
これが本当に鳥肌ものです。
いまだに信じられません彼女たちが自分より10近く下だなんて。。。
世界にはここまでのプレゼンテーション力とリーダーシップを発揮出来る子どもたちがいるんですね。
少し怖いくらいです。
日本語スピーチコンテストでも環境問題についてスピーチする留学生はレジ袋について話していますよね。僕も「袋いりません」ってドヤ顔で言いつづけます!



さてさて、話を戻しまして、
今日紹介したいのは、上級か中級向けのアクティビティです。

ライティングの時間、アカデミックな単語もたくさん登場するテキストを使いながら、
その日のテーマは「エッセイをみんなで考える」というものでした。

ライティングではテストは主に小論文です。与えられた課題に対して90分で400単語ぐらいを用いて答えることが上級クラスでは基本なんですが、その日先生はホワイトボードに三つの単語を書きました。

・pig
・ship
・banana

いや、なんなんだこれはとざわつく教室、すると先生はスクラップペーパー(なんでもいいから紙をちぎったもの)を用意しろとのこと。

なにやら「物語創作ゲーム」なるものをするらしい。
(直訳ですので悪しからず、もっとクールな名前をつけていただければ嬉しいです笑)

ルールは簡単

  • 今から2分で三つの単語を使った物語を作ってください。途中までで構いません。
  • 2分経ったら隣の席の学生に紙を渡してください
  • 4回目の時点で終了し、先生へと提出
  • 起承転結がしっかりしているかのチェックなしに先生が読み上げます!
だそうです。
読み上げなんて公開処刑そのものですが、四人でひとつのストーリーを作ることが明確なので、最初に自分の書いた文章から結末が予想だにしないものへと変化する可能性も十分にあるわけですよね!

つまり、書く側の学生は
一回目→自分の物語の冒頭部分
二回目→隣の学生の展開部分
三回目→二つ隣の学生の展開部部分
四回目→三つ隣の学生の結末部分(オチ)

を書いていくわけです、こうとなれば「誰々が書いたのが面白くなかった」だの「誰々の書いた文は意味がわからない」だのそういったことが起こらなくなるんですよね。

「考えたなーこれは」とひとり頷いていました!


12人のクラスで行ったので12のストーリーができるんですよね、そのうち4つが自分のとなれば正直言ってすごくテンションが上がります!

・恥ずかしがらずにみんながのびのびと書きたいことを短い時間で書く(ライティング)
・次の人の紙を書く際にまず、それまでの流れを読む(リーディング)
・発表時に先生は文法の誤りを軽く修正しながら話してくれる(リスニング)

とまあ三技能に働きかけることができるこのアクティビティ、
面白いと思いませんか?

先生が自分が書いた部分を読んだ際に他学生の笑いを取れたら「よっしゃ」ってなる学生(少なくとも大阪人である僕は嬉しかった)もいるはずですし、
中上級を教える機会をもらえたらいつかやってみようかなーーー!

これからこうやって毎日かければいいかなと思う限りです。


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